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こんにちは、ナップス三鷹店の服部です。 さて、今回の内容もSRについてです。 そんなSRを少しでも速くしたいという方のため、ステップ別にチューニング方法をご説明いたします。のんびり走るバイクとして見られがちなSRですが、実は速くなる要素を持っているんですよ。 早速チューニング!と言いたいところですが、まずSRの年式による違いを説明しておきます。 それではSRの歴史を説明していきます。
85年〜の車両はフロントブレーキがドラムブレーキに変更されました。 また、一部のバリエーションでキャストホイール(フロント19インチ)仕様の車両もあります。
94年以降の車両はMF(メンテナンスフリー)バッテリーに変更され、充電方式も以前と全く互換性がありません。また、94年以降はフューエルタンクも変更されました。 ・三型(現行型) 01年〜の現行型です。この形式になりますと現代のSRと同じになり、 従来のSRとは大きく変更がされています。 まず、フロントブレーキがドラムブレーキからディスクブレーキに変更されました。 また、フロントのホイールハブ、フロントフォークアウターチューブもドラッグスター系を流用しており、従来型とは全く異なります。
次に、点火方式にも変更がありました。今までのCDI点火から、バッテリー点火方式に変更され、バッテリーレス化が不可能になりました。フューエルタンクの形状も少し変更されています。 以上でSRの歴史の簡単な説明を終わります。
SRを速くするための第一歩「ステージ1」ではエンジンには手を入れず、マフラー、キャブレター、車体回りやブレーキに改造を加えてポテンシャルを上げていきます。 1.ブレーキの改造について SRのブレーキはスポーツ走行を想定していないので少々物足りなさを感じます。 上記内容を簡単に金額にすると純正ディスクブレーキからの改造で¥80,000〜 ※01年〜のSRはフロントハブが違うので、〜00年式までのパーツとは互換性がありません。 2.車体回りの改造について SRはリアショックの交換とフロントフォークのセッティングで結構良く走るようになります。 費用は安いもので¥70,000〜、高いものだと¥120,000ほどの高価なものまで様々です。 ステージ1はフォークオイルを番手アップしたり(ダンパーが硬くなる)油面のアップ、フォークスプリングの交換を行なうだけで十分だと思います。 ここで注意したいのは初期型のSRの場合、フォークの内部構造が違う為、一部フォークスプリングが使えない物がありますのでご注意ください。(詳しくはお問い合わせ下さい。)
3.エンジン関連の改造について ステージ1では基本的にはノーマルエンジンでどれだけパワーが稼げるか?というところでチューニングを進めていきます。 まずは吸排気のカスタムでは初歩でもあるマフラーからスタートです。
パワーアップを目的にしていくのであればマフラーは出来るだけパイプ管長が長いものを選びましょう。
マフラーが決まれば次はキャブレターです。 私はASウオタニ製の SP-2キット をオススメします。
この位のチューニングでパワー的には後輪出力で27〜30psほどになります。 費用はキャブレターが約¥60000〜(CRキャブは¥33000〜)、マフラーは¥30000〜\100000以上と様々です。ASウオタニKITは¥45000〜位です。 以上のメニューがステージ1の仕様となるわけですが、ここまでで400ccスポーツモデルと峠では互角に渡り合えるでしょう。
このステージではステージ1の内容に加え、エンジンチューンも視野に入れて考えて行きます。 1.車体周りについて ステージ1で触れなかった部分に手を加えます。例えばステップやスイングアームの変更です。 現在ではボルトオンのスイングアームが多数リリースされていますので、色々選べます。 SRのノーマルはスイングアームピボットの造りが甘く、定期的にグリスアップしなくてはなりません。ノーマルのスイングアームのスムーズな動き自体は悪く無いのですが、耐久性で言えばノーマルとレーシングスイングアームは比較になりません。次にステップです。
2.エンジン関連パーツについて ステージ2では純正部品を加工して使用できる内容でご案内します。 ■パターン1 一つ目の方法としては多くのSR乗りの方が実践している「純正部品を組み合わせてチューニング」を行なって行きます。 SR400には上位機種にSR500があります。SR400とSR500のエンジンパーツの違いはクランクシャフトとピストンの高さだけです。(ピストン径は同じ。)SR400に500のクランクを組み合わせる事で500ccに排気量を拡大できます。 また、SR500クランクにSR400用のピストンを組み合わせる事で高圧縮のエンジンにできます。 このパターンの特徴は組み込むパーツ代が純正ベースのため比較的安価で入手できることです。とてつもないハイパワーは望めませんが、400cc4気筒ネイキッドとストレートで張り合える位のスペックは実現できます。 ■パターン2 上で紹介したパターン1をさらに発展させ、レーシングパーツ主体でエンジンチューニングを進めていきます。 パターン1ではピストンに純正品を使用しましたが、こちらではピストン径(ボア)を大きくしてチューニングします。ピストンメーカーではワイセコ、ヨシムラ、コスワースなどが有名です。 しかしながら、SRのシリンダーには「スリーブ」という筒状のパーツが打ち込まれており、その中にピストンが入ります。 純正パーツをベースにした時はφ90mmのピストンが限界と言われています。 次にカムシャフトです。
しかしながら、ヨシムラのST-2を単体では使用することは出来ません。 上記を全て装着すると、約40ps(リアタイヤ軸パワーで)発揮します。 ここまでの仕様ですと、ノーマルの足回りに物足りなさを感じる方が多いかもしれません。
このステージでは純正部品が持つ能力の限界を更に超えてパワーアップするチューニングを施します。 1.車体周りについて このステージでは純正パーツが持っているポテンシャル、強度を超えた走りを要求されます。 ヤマハ車は同ランクのクラスでの部品互換性が非常に高く、ボルトオン無加工(多少条件有り)で取り付けが出来る足回りパーツもあります。 ・フロントの足回りについて よく使用されるケースがTZR250等のフロント足回りパーツです。 SRに比較的簡単に装着できるフロント回りは、TZR250(88〜94)、TZR250(79〜82)、XJR400(93〜96)、R1-Z、SRX400/600、FZR400R(88〜90)等があります。 ※これらの車種はステムベアリングの変更で取付けがしやすいものですがボルトオンというわけではありません。あくまで加工ベースですのでご注意下さい。 ・リアの足回りについて SRのリア周りを他社種から流用する場合、よく使われる車種は、TZR250(88〜90)、XJR400、SRX400(初期)、FZR400/250等です。 ただしスイングアームピボット部の幅詰め加工をしないと取付けができません。 ※ステージ3での足回りチューニング内容は車検に通す事は全く考えていません。
まずピストンですが、φ90mmを超える物を使用します。最近ではφ95mm(SR500のクランクと合わせると595ccまで上がります。)を使ったレーサーも見かけます。φ90mmを超える大きさのピストンを使用する場合、シリンダースリーブを大きなものに打ち変えなくてはなりません。 しかし、ここで問題が発生します。 コストを気にしないのであれば、ロングストローククランクを使用して600cc以上に排気量を拡大する事も出来ますが、あまり現実的とは言えません。(もし行なえば、SRとしてはある意味究極と言えるかもしれません。) このエンジンチューンを施す場合、価格はショップによって違うのですが、40万円以上は必要になると思います。 以上でSRを速くするための説明を終わります。 最後に、こちらで紹介した改造方法はそのまま公道で走行可能なものもありますが、内容によっては改造申請が必要な場合、公道では走行出来ないものもあります。 ご不明な点がありましたらNAP’S三鷹東八店の服部まで気軽にご質問ください! |
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