最近は、Bremboのラジアルブレーキマスターシリンダーを装着される方が多くなりました。
ラジアルマスターを付ければ、ブレーキをかけるのが楽しくなるほどタッチが良くなりますし、何しろカッコイイ!!
これから装着したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、ラジアルポンプブレーキマスターシリンダーは、レーシングパーツですので、簡単に取り付けできるかどうかや、どの車種にも装着できるように・・・なんてことは考えられていません。
レース用パーツは基本的に「作業する人が工夫してつける」ということを前提に作られています。
マスター本体だけを買ってきてもダメで、本体以外に必要な物がかなりあります。
今回はブレンボのラジアルマスターシリンダーを取り付ける際に、どんなパーツが必要なのかをご紹介します。
■ブレーキマスターシリンダー本体
■リザーバータンク
■リザーバータンクのステー
■ミラーホルダー(ミラーをマスター部に取り付けている車両のみ必要)
■ホース
■ブレーキスイッチ
■バンジョーボルト(ピッチ1.0mm)
■ブレーキフルード |
(1).ブレーキマスターシリンダー本体を選ぶ
マスター本体の選び方は、ちょうど今月のコラムで足立店の山岸が解説していますので、そちらをご覧ください。
(2).リザーバータンクを選ぶ
マスターを選んだら、次にリザーバータンクを選んでください。
小型のリザーバータンク(S15)が人気ですが、走行毎にメンテナンスをするレース用マシンと違い、頻繁に公道走行するマシンに小さいリザーバータンクを装着すると、ブレーキパッドが減った際にリザーバータンク側のフルードが足りなくなることがありますので注意が必要です。
その点を考えて普通サイズのリザーバータンクにされる方もいらっしゃいます。
(余談ですが、ブレーキパッドが減ってリザーバータンク側のフルードの油面が落ちた際にフルードを足したのを忘れてブレーキパッドを新品にすると、タンク側にフルードが戻ってきて溢れたりします・・・)
(3).タンクのステーとミラーホルダーを選ぶ
次に選択しなくてはならないのがリザーバータンクのステーとミラーホルダーです。
カウルにミラーがマウントされているバイクは、ミラーホルダーを選ぶ必要はありませんが、ほとんどのネイキッド車はミラーがマスター部についているので、ミラーホルダーがないラジアルマスターに交換する際は、ミラーホルダーも必要になります。
ネイキッドの方なら、アントライオン製の ミラーホルダー付リザーバータンクステー が使いやすいと思います。
しかし、もっと安価に仕上げる服部流のカスタムがあります!!
ネイキッド車にオススメなのは、POSHやテクノワークスが発売しているミラーホルダー。
あまりゴツくなく、自然な感じに取り付けできるのがポイントです。
これにWorksのマスターシリンダーカップステーを装着すれば、シンプルな構成で、しかも安価に取り付けが可能です。
安価にしたいという方であれば、上記でオススメしたWorksのマスターシリンダーカップステー+カラーだけでもOKですが、逆に、少し高価ですが、オススメしたいのは、これ↓↓です。
BrightLogic
リザーバータンクステーKIT
>>アップハンドル用
>>セパレートハンドル用
Bremboのマスターを取り付けるにあたって、ここまで美しい取り付けを実現できる市販ステーは他にない!!と言ってしまうほど美しく、かつBremboの雰囲気を壊さずに取り付けが可能です。
しかも、これならステーとカップとホースがセットになっています。
価格は少し高めですが、装着した時の美しさを見れば、数千円高いくらい・・・と、思える素晴らしいパーツです。 |
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(4).ホースは必ず純正品。
ホースといっても、いわゆるブレ[キホースのことではありません。
ここで必要なのは、リザーバータンクとマスターをつないでいるゴムの耐油ホースのこと。
よく、市販の汎用ゴムホースを使用される方がいらっしゃるのですが、そういったものはフルードと相性が悪く、汗をかくようにフルードが漏れてくることがあります。
必ずBrembo純正品のホースを使用してください。
(5).ブレーキスイッチを選ぶ。
当然ですが、レーシングマスターには、ブレーキスイッチはありません。
しかし、公道走行するにはスイッチなしで走るわけにはいきません。
そこでオススメなのが、やはりコレ。
Bright Logic ラジアルポンプ用 ブレーキスイッチ
レバー位置のダイアルを回しても、スイッチの角度がある程度かわるようにできていますので、調整不要なところがオススメのポイントです。
また、スイッチ本体も壊れにくく、高価ではありますが、長い目で見るとコレが一番お得なのかもしれません。
もう少し安くすませたい方にはモリヤマエンジニアリングのスイッチをオススメしています。
なお、ギボシ(配線の先の端子)を純正と同じにするなどの加工が必要な場合もあります。
(6).バンジョーボルトとフルードも忘れずに。。。
意外に忘れやすいのが、バンジョーボルト。
ブレンボのマスターシリンダーに使われるバンジョーボルトのネジピッチ(ネジ山の幅)は1.00で、しかも若干短いものが使用されています。
忘れずにBrembo用のバンジョーボルトを用意しましょう。
もちろん、ブレーキフルード( DELPHI がオススメ)も忘れずに。。。
【まとめ】
以上がラジアルポンプのブレーキマスターを取り付ける際の基本的なパーツ構成です。
もちろん、車両によって違う場合もございますので、必ず実際の車両を確認をしながらパーツをご選択ください。
特に多いのが、マスターをつけたらカウルやスロットルワイヤーと干渉するようになってしまうパターン。
そこを気をつけて装着していただければ、もう『ブレーキをかけるのが楽しくなる』世界の仲間入りです。
ブレーキだけで、こんなにバイクが楽しくなるのか!!と思えること間違いなしですので、ぜひBremboラジアルポンプ装着にチャレンジしてみてください。
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