今回の記事はかなりヤバめです。ここまでコアだと定方本人または南海部品横浜店のスタッフでないと対応できません。間違っても他のナップス店や近くのバイク屋さんに相談したりしないように(笑)
読者の皆様 お久しぶりです。
南海部品横浜店の定方です。
発売以来ベストセラーを続けている我らがアドレスV125。
毎日の足として、通勤、通学に使っているユーザーも多い事でしょう。もちろんボクもその一人。
しかし、最近ちょっと困っていることが出てきました。
横浜の道路事情に詳しい方はご存知かと思うのですが、こちらは国道がいつの間にか
自動車専用道路(有料道路)に変わったり、
高速道路(首都高横羽線、湾岸線)を通らないで一般道で走ると、時間が倍以上かかってしまったりするのです。
※ほとんどの有料道路、高速道路は124cc以下の車両は走行できません。
すなわちアドレスV125では走行できないということです。
これは大いに不便な事項です。
「最強の通勤車両」の名を欲しいままにするアドレスV125ですが、その通勤途中に有料道路が入ると、そのオーラを急激に失ってしまうのが現実です。
幸いなことに、ボクは自宅から勤務先までは一般道のみなので、通常通勤時は問題ないのですが、最近、会議やイベント等で他店舗や本社に立ち寄ることが多く、
そのときは仕方なく大型バイクで行ったり、公共交通機関を使ったりしていました。
そこで合法に有料道路を走るためのカスタムに着手いたしました。
まずは 4ストロークチューンの常套手段「SP武川156ccボアアップキット」と、高回転でパワーを稼ぐ「SP武川ハイリフトカムシャフト」。
そして21世紀のスクーターならではの「SP武川インジェクションコントローラー」の3点セットの導入です。
しかし、毎日の足である通勤車両をヘヴィチューニングすることの危険性は皆さんも身をもってわかっているはず。
カリカリに改造った2ストロークスクーターに比べればまだましとは言え、パワーアップさせたエンジンの耐久性には不安が残ります。
そして、駆動系にかかるストレスはノーマル車の比ではありません。
そこでいつ壊れてもいいように・・・
もう一個エンジン買っちゃいました。

通勤車両の必需品ともいえる「スペアエンジン」ゲットです。(意味不明)
しかも「神のチューニング」が施されているとの噂の最初期生産エンジン 走行3000キロ物です。
ふっふっふ・・・これでこころおきなく改造ることができますよ。
(またもや本道から大幅に道を外していることへのツッコミは無用です…orz)
エンジンが降ろしてあるので作業もスムーズ。おまけにOHC2バルブなので、バルブクリアランスの調整も簡単です。
エンジンを改造っている間にFIコントローラーを取付します。一部ギボシ端子での結線が必要ですが、ほぼカプラーオンで取り付け完了です。
噴射量のセットは、とりあえず「ボアアップ+ノーマルマフラー」のプリセッティングから試して、だいたい2時間で全作業を終了しました。
このエンジンを今の車両に載せかえれば全て終了です。ちなみに駆動系はフルノーマル状態のままです。
さぁ、これで排気量が1.25倍になったV156Gの完成です。
そして、慣らしもそこそこにテスト開始です。
おぉっと アイドリングから音が太い!!
ノーマルマフラーなのに、音が1.25倍ほど太く感じます。(わかりやすい奴だな オレ…)
そろそろとアクセルを開けていくと…
なんというトルク感!!
もとからゼロ発進は得意なバイクですが、このトルク感はタダゴトではありません。
スロットルハーフオープンでも、ぐんぐんと車速を伸ばし、気がつくとすごいスピードが出てるって感じです。
いよいよお待ちかねの全開テスト。
おっと ノーマルと同じ調子でアクセルを開けると、簡単にフロントが浮きます。
ビッグスクーターなんぞは敵ではない加速を保ったまま楽々大台突破です。
高回転まで回すと、ハイカムの効果が出てきます。
まさに「カムに乗る」って表現がふさわしいでしょう。(これまたわかりやすい表現だ…)
乗っていて楽しい特性を持つエンジンに生まれ変わりました。
※(注意!!ボアアップ車両の走行テストは、プロライダーにより、サーキット内で行われました。)
しかしここで大きな問題が発生。
「156ccでピンクナンバーって違法じゃん」
道交法遵守が私のモットーなので、アドレスV125を「軽二輪登録」しちゃうことにしました。
書類を作成し、陸運局に提出し待つこと数分・・・
完全合法アドレスV156が誕生いたしました。
気になるコストは・・・
自賠責保険(2年)14,410円
重量税 6,300円
ナンバー代 520円
合計¥21230となります。(2007年7月現在)
また、任意保険も掛けなおしとなり、お得なファミリーバイク特約も適用されませんのでご注意ください。
これで合法的に自動車専用道路 および高速道路に乗れる「アドレスV156G」の完成です。
ナンバーが異常にでかいのは気のせいではありません。
ちなみに、「ツーリングで東名高速に乗り名古屋まで」とか「毎日第三京浜で都内まで通勤」のような用途にはまったく向きません。
やはり実用的な速度粋は80キロくらいまででしょう。
しかし、いざというときに有料道路に乗れるこの便利さ!!
ビッグスクーターじゃ大きすぎる(重過ぎる)が、有料道路に乗れないのは不便ってニーズはあると思うんですけどね。
シャレのついでにエンブレムも捏造。
純正エンブレムのロゴのまま「AddressV156G」のステッカーを、仲良しのステッカー屋さんに作ってもらいました!!

これをフロントとサイド左右に貼り、フロントの白帯ステッカーと、Rフェンダー部の白ステッカーを剥がせば、誰が見ても合法仕様のアドレスV156の完成です。
ホンダは・・・・・・・・明日を見ている。
スズキは・・・・・・・・あさってを見ている。

なんて揶揄するユーザーもおりますが、こんなバイクを出すのはスズキしかありえません。
ぜひ「アドレスV156タイプR」でも出して、ニッチのニッチを狙ってみるのも「アリ」の方向ではないでしょうか。
もちろんこんなバイクがメーカーから発売されるわけがないので、ボアアップキットの組み込みと登録変更を南海部品横浜店で承ります。
※南海部品横浜店でのみ承っております。
洒落にならないほどのコストがかかりますが、
(パーツ代、工賃、登録変更手数料、新規自賠責代金、新規任意保険代金etcでV125もう一台分くらい…)
有料道路、高速道路を走れることにメリットを感じる酔狂な方にはオススメです。
(すでに南海部品横浜店から4台ほどの白ナンバーV156がお客様のもとに旅立っています)
詳しくは南海部品横浜店までお問い合わせください。
最後に…
南海部品横浜店は「最強のアドレスV125」コーナーを展開中です。
各種マフラー、カスタムパーツはもちろん、純正オプション、純正補修パーツ、台湾からの直輸入パーツなど「痒いところに手が届く」商品ラインナップで全国300万人のV125オーナーをお待ちしております。
おそらく純正オプションの「メットインボックスインナー」や「スペアヘルメットホルダー」を在庫しているのは世界で南海部品横浜店だけではないでしょうか。
日本中のV125オーナーの方、ぜひ一度遊びにいらしてください。