お客様からのサスペンションに関するお問い合わせで一番多いのは、「メーカーによって、どんな違いがあるのか?」というご質問です。
今回は、特にメジャーな、 オーリンズ WP クァンタム の3メーカについて、違いをご説明させていただきます。
※細かい仕様は車種やグレードによって違いますので、今回はあくまでもメーカー的な方向性を語らせていただきます。
まずは言わずとしれた世界最高峰のサスペンションメーカー、スウェーデンはオーリンズ。
ナップスでも圧倒的な人気で、大量に在庫をとりそろえております。
モトGPマシンにも装着率ナンバー1。
MOTO-GPのワークスチームでも、わざわざ購入して使っているとかいないとか・・・
もちろん他のリアショック メーカーも、色々な分野のレースで活躍しているのですが、2輪の最高峰レースで使っているショックから技術をフィードッバックしているというところが説得力が有りますね。 |
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また、補修パーツやアフターケアに関しても、一番安定していて安心できるという点もオススメのポイントです。
折角の高級なリアショックが使い捨てでは、辛いですよね。
オーリンズなら、オーバーホールや細かなパーツ変更にも対応が可能です。
私の所属しているナップス足立店は、オーリンズの輸入元ラボ・カロッェリアがご近所なので、アフターケアの際も綿密な打ち合わせをしております。
次にオランダのメーカーWPについてです。
(数年前までホワイトパワーと呼ばれてま したが人種問題などへの配慮から現在はダブリュー・ピーと名称変更されました)
GP125に装着率が高く、またKTMやBMW、モトグッチなどにOEM採用されているショックメーカーです。
性能的にはオーリンズにも劣らないと思いますが、一般的な知名度や装着率はオーリンズより少ないと思います。
車両にもよりますが、オーリンズに比べて硬めのレートのものが多いような気がします。 |
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「みんなオーリンズをつけているから違うショックにしたいがマイナー過ぎるメーカーは不安」というご意見の方にオススメです。
オーリンズでは設定がない車輌(車系やシングル系
)の方は、必然的にWPしか選べない場合もありますが・・・。
また、ラインナップに無い車輌のノーマルショックを預かってそ
のデータを元にサスを設定する事も可能です。
*車輌によっては製作できない場合もございます。ご相談ください。
*金額、納期も状況によって大きく変わります。
そして、イギリスのクァンタム。
普通のサスはシャフトの反力が25〜30kgfで動き出すのに対してクァンタムはショック内に封入するガスを低圧にする事により 6〜9kgfと小さい反力で作動を開始します。
また、ノーマルよりも少し長めの自由長に軟らかめのスプリングを合わせる事で、フリクションが少なく、初期の動作を滑らかにしています。
(実は一番町乗りに向いているかも?) |
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また、ほとんどの構成パーツがアルミのためサス本体が軽いのも大きな特徴です。
ネオクラッシックというシルバーボディ-にブラックスプリングのモデルの人気が高く、ゼファーやZ系の方が装着されています。
■そんな山岸自身は何を使っているかというと・・・。
ちなみに自分のR6にはハイパープロのリアショック を付けています。
散々他のサスをすすめていたのに・・・なぜ?
と思われるでしょうが、サスペンションを購入したのは3年前、当時は圧側源衰力調整が高速と低速で分かれているタイプや、アルミボディのサスがほとんどなく、その中でハイパープロが一番機能的に優れていたからです。 |
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シャフトがチタンコートなのもポイント高いですし、使いこなせるかは別として、調整機構が多ければ、それだけ面白いと思ったからです。
そんな風に言い訳ばかりだと何なので、装着後のインプレも書かせていただきます。
バイク雑誌などには、跨ってクラッチを繋いだ瞬間に滑らかな動きが体感できるとかよく書いてありますが、実際に装着をしてみると、まったくそんな感じではなく、あまり変わらないな〜と最初は思いました。 もちろん、調整機構をいじりまくり、変化を体感して楽しんでいるうちに、色々と良さがわかってきましたけどね。
YZF-R6はノーマルもフルアジャスタブルなので、セッティングは可能でしたが、やはり社外のリアショックは少々調整するだけで、かなり乗り味が変わり、変化が体感しやすく、「よくできているな」と感心しました。
自分は通勤メインなので結構よく動くセッティングめにして、乗り心地よく乗ってます。
もちろん、セッティングを変えずに高速道路に乗ったり、スピードの出るコーナーを走っても安定しています。
ノーマルの時はフワフワ感が出て怖かったコーナーでも、安心して走ることができ、社外ショックの良さを改めて感じました。
また、タイヤをノーマル120/60-17のところを120/70−17にしているので、車高調整をして7ミリ位リアをアップした所、所旋回性が上がったような感じで乗りやすくなりました。
やはり調整機構が多いのは素晴らしいですね。
もちろん、これはハイパープロに限った話ではありません。
当店のスペシャルパーツ担当が乗っているCBR600RR+オーリンズの感想を聞いたところ、
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「ノーマルだと少しやらかく感じて不安なコーナーでの安定感が出て、少々アスファルトが荒れているところでも、気にせずに走れるようになりました。」
「筑波や茂木などサーキット走行時も、少しのクリックで違いがわかるのでセッティングが早くきまります。自分の場合は圧側減衰のロースピードを弱めてみたところ、アクセルの開け始めからサスの動きがわかるようになりました。」 |
・・・と申しておりました。
最新スーパースポーツは、純正サスペンションも良いものが装着されていて調整もできるので、そのままで良いような気になってしまいますが、オーリンズなどのレーシングサスペンションにされた方は必ず
「替えて良かった」 とおっしゃっていただいています。
バイクの性能を十分に引き出すことができるようになり、感動できると思いますよ。
是非、ご検討ください。
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