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皆様はじめまして、ナップス港北店の林です。
今回から改造指南のコラムを書かせていただきます。

昨年オフロードのレースで大怪我をしてしまい、今大きなバイクには乗っていませんが過去自分が所有していたバイクでは色々な改造を試した経験があります。
その内容を参考までにお伝えして行きたいと思います。

僕が過去10年間に乗っていたバイクはZX-10→ZZ-R1100D→ZX-10→ZX-12Rです。
平行してKDX125SR、アドレスV100、KLX250ES、ジレラのランナー180、KX85、スーパーシェルパなどと乗り継いできました。

見てのとおり、基本的にデカクて速いのがスキです。でもツーリングには全く行きません。
(過去3年間で箱根1回のみ!しかも新車の慣らし・・・)
そんなビッグバイク好き(?)が送らせていただく改造指南の第一回目は!
「ちゃんと走る中古車を造ろう リフレッシュ編1」です。

つまり文字通り、中古のバイクをキチンと走れるように直していくお話です。

※すごく古いバイクには当てはまりませんのであしからず。
ZZR

さて皆様、「バイクを改造するぞ!!」と思って新車を購入できる方はこのコラムを読んでも意味がないかもしれません。新車は外装もピカピカ、しかもノントラブルですからね。
一方、新車ではない車両、つまり中古車には大きな魅力があります!その魅力とは!

  • 値段が安い
  • 新車では売っていない車種が買える。
この二つは大きなポイントです。

中古車を改造する場合、ベース車両が安いので新車を購入する予算があればフルチューンも夢ではないかも。夢見がちな自分も、安い中古車でフルチューン!なんて思ってました。

しかし中古車は注意しなければならないこともあります。
例えば、自分が初めて買ったビッグバイクはカワサキZX-10(10Rではない・・)です。

8年落ちの車両のため乗り出し価格が安かったのもあり、浮いたお金で「さあカスタム!」
と思いましたが、安さを優先して整備無し車両を購入した為、消耗品から非消耗品まで色々なパーツが傷んでいました。

コレが中古車の大きな落とし穴「見えない部分の劣化」です。
中古車に多い劣化部分、大きく分けると。
  • 走行することで傷んでいる部分。
  • 経年劣化で傷んでいる部分。
  • 乗らずに放置されて傷んでいる部分。

この3つが多くの中古車に標準装備されています!自分もコイツらのせいで酷い目に遭いました。

中古車は「誰が」「いつ」「どこで」「どのように」使用していたかわかりません。
見た目がある程度良くても見えない部分は購入時に気付きにくいものです。
もし買った後で劣化部分が発覚しても、せっかく買ったバイクです!
不具合のある部分は直してあげましょう!

目指すところは新車同然に直すことですが、直すだけでは物足りませんよね?
安く買ったんだから、「ついでにカスタム!」コレで行きましょう!

さてさて、まず最初に手をつけたいのはゴム製のパーツです。
ゴムって言ったらタイヤくらいだろ・・と思ったアナタ。意外に沢山有りますよ。

タイヤ以外にもゴムパーツといえばブレーキ回りやフロントフォークのオイルシール、エンジンのオイルシール、外装のダンパー類などなど。

簡単に交換できない所は後回しにし、とりあえず出来る所から交換していきます。

オイルシール

これだけでタイヤはグリップを取り戻し、オイル漏れは直り、カウルのぐらつきも消えた!
と良いことばかりです。しばらく動かしてなかった車両には特に効果的です。

ゴムは時間が経てばカチカチのプラスチックみたいになってしまいます。
それじゃあゴムを使っている意味がないですよね。
簡単に交換でき、しかも安価な物が多いので傷んでいることに気が付いたら早目に交換してあげましょう。

そして、ここでついでにカスタムするとすればブレーキ回りのパーツです。
新車から使い続けているであろうマスターシリンダー、ブレーキホース、ブレーキキャリパー。
耐久性に余裕がある純正パーツでも10年経てば本来の性能を発揮できないのは当たり前。

そこで、社外品のマスターシリンダー、メッシュホース、ブレーキキャリパーが登場するわけです。
最近ではラジアルマスターなども手の届きやすい金額のものが増えてきたので、思いきって替えちゃいましょう!サイズを間違えさえしなければ、相当ブレーキコントロールがしやすくなります。

なぜなら、ノーマルのマスターシリンダーが10段階に効きをコントロール出来るとすれば、ラジアルマスターは30段階ぐらいにコントロール出来る計算になるからです。(※あくまでも個人的な見解です、感じ方は人によって異なります)

NISSIN ラジアルマスタ- 

ラジアルマスターを取り付けるにはノーマルのブレーキホースだと長さと角度が合わないのでブレーキホースもついでに交換です。今はステンレスフィッティングの物が長持ちする上に、見た目が渋いのでオススメです。

次にブレーキキャリパーですが、社外のブレーキキャリパーはファッションです(断言)
確かに有名なメーカーのキャリパーはすばらしい性能を持ち、サーキットでバリバリ走る方やスポーツ走行が大好きな方にはその能力を発揮してくれるでしょう。
ですが普通に 「効く」ブレーキとしてはノーマルキャリパーをオーバーホールすれば充分です。
分解してシール、ピストンを交換すれば見違えるように効きます。

ですが見た目のカスタムで言えばやっぱり社外品のキャリパーが効果抜群ですよ!

なにしろ目立つパーツです。「ブレンボ付けたぜっ!」て自慢したいですよね。わかります。

好みに応じてキャリパーを選んでもGOODだと思います。
ストリートでの見た目はある意味、最も大事な性能ですからね。

brembo ブレーキキャリパー

とはいえ一番の目的はリフレッシュです!他に必要な物があれば我慢する大人です。
奥様や彼女に「余計な物を買ってきて!プンプン」なんて怒られないようにうまくやりましょう。

ご来店いただければ、腕利きのスタッフが奥様(彼女)連れでもバレないようにうまくご案内させていただきますよ・・・・

と、ここまでで「ちゃんと走る中古車を造ろう」の第一歩とも言えるリフレッシュ作業は終了です。
以上の内容で中古車を新車に一歩近づけることができた(?)と思います。
バイクのリフレッシュはついでに見た目もカッコよく、部品によっては好みに調節できたりと一石二鳥なものだということが分かりましたね。

次回は引き続き中古車のリフレッシュ編2 「電装品に潜む罠」 ・・・?

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