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【バイク冬季保管の完全ガイド】必要なアイテムと正しいやり方|錆・バッテリー上がりを防ぐポイントも解説

冬になると気温低下や路面状況の悪化でバイクに乗る機会が減り、愛車を数週間〜数ヶ月“冬眠(冬季保管)”させることが増えます。しかし、何も対策をせず放置すると、バッテリー上がり・ガソリンの劣化・金属パーツの錆・チェーン固着・タイヤの変形など、冬にバイクを放置した時に起きやすい典型的なトラブルが春先に発生します。特に屋外保管は結露の影響が大きく、カバー内部で思いのほか錆が進んでしまうこともあります。

これらの問題は、冬季保管向けのアイテムを揃えておくだけで大部分が防げます。本記事では、バイクを安全に冬のあいだ保管するために必要な“冬季保管アイテム”をわかりやすく解説します!

バイクの冬季保管に必要なアイテム一覧|冬の長期保管で役立つグッズ

冬季保管を安全かつ確実に行うためには、以下のアイテムを揃えておくと安心です。次章で個別に詳しく解説していきます。

●バイクカバー

雨・雪・紫外線・ホコリから愛車を守る基本アイテム。通気性のある素材だと結露による錆を軽減。

●バッテリー充電器(メンテナンスチャージャー)

長期間エンジンをかけない冬場は電圧が低下しやすいため、つなぎっぱなしで維持電圧を保てるタイプが便利。

●ガソリン添加剤

タンク内の錆や燃料の劣化を防ぐ。特にキャブ車や長期間放置する場合に効果的。

●チェーンルブ

チェーンの固着や錆を防ぐ保管前の必需品。走行後、清掃してから塗布するとより効果的。

●メンテナンススタンド

タイヤの変形防止や作業性の向上に便利。センタースタンドがあれば代用可。

●エアゲージ(空気圧計)

長期間の保管で空気圧は自然に低下するため、定期的なチェックに役立つ。

●防錆スプレー

ハンドルやボルト類など露出した金属パーツを湿気から守る。

冬季保管に強いバイクカバーの選び方&おすすめ3選

冬季保管では、バイクカバーは最重要アイテムのひとつです。特に屋外保管は、雨・雪だけでなく寒暖差による結露が発生しやすく、放置すると錆や腐食の原因になります。そのため「厚いだけ」のカバーでは不十分で、防水性・通気性・耐久性のバランスが取れたモデルを選ぶことが大切です。

まず見るべきは防水性能。耐水圧が高いほど雨に強い一方、密閉性が高すぎると内部が蒸れやすいため、通気口付きタイプが安心です。
次に生地の厚みと耐久性。薄手は扱いやすい反面、劣化しやすいので、冬季保管には300D以上や耐熱・耐UV加工があるものが理想的。マフラー熱対策として耐熱パネル付きならより安全です。

また、盗難対策になるロックホールや、強風対策になる裾のコード・バックルも装備されているかチェックしておきましょう。
価格幅は広いですが、冬季保管に関しては「安さ優先」よりも「品質優先」が結果的にコスパ良し。環境に合ったカバーで、冬の間もしっかり愛車を守りましょう。

 

■おすすめのバイクカバー3選

ナップスオリジナル はじめてのバイクカバー

軽量で扱いやすい150デニール生地を採用した、エントリーユーザー向けの手軽なバイクカバーです。撥水コーティングにより雨やホコリをしっかり防ぎ、冬季保管から日常の保護まで幅広く活躍します。
前後に防犯ロック用の装着穴を備えており、カバーの上からチェーンロックを通せるため盗難対策にも◎。さらに、風によるバタつきを抑えるワンタッチベルト、持ち運びに便利な収納袋も付属。軽量で毎日の着脱がラクなので、「はじめてのバイクカバー」選びに迷っている人にぴったりの一枚です。

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匠 (たくみ) アルティメットバイクカバー2

職人による高品質を求めるライダーに最適なのが「匠 アルティメットバイクカバー2」。外側は250デニールのガンメタ生地、内側は用途に応じて素材を切り替えた独自の二重構造で、雨・紫外線・埃・風から車体をしっかり保護します。
立体裁断+二重縫製により耐久性が高く、マンション駐輪場など厳しい環境でも安心。特に「エンジン停止後すぐにカバーをかけたい」という人には、耐熱性のあるインナーが大きなメリット。日常の使い勝手と長期保護性能を両立した、まさに“職人品質”のプレミアムカバーです。

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匠 (たくみ) アドバンス ザ アルティメットバイクカバー

「長期間の保管でも絶対に車体を傷めたくない」そんなこだわり派のために作られた、匠シリーズ最高峰モデル。独自のダブルストラクチャー(二重構造)と5種の素材を使い分けた設計により、防水性・通気性・透湿性・耐熱性・防炎性をすべて高次元で両立しています。
特にトップ部分は強度を大幅に強化し、旧車や絶版車など大切に扱いたい車両にも安心。エンジン停止後すぐにカバーを掛けたいオーナーにも対応する耐熱構造も魅力です。月に数回しか乗らないライダーや、保管重視のユーザーに向けた“匠品質の最終形”とも言えるプレミアムカバーです。

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バッテリー上がりを防ぐメンテナンスチャージャーの選び方

冬季保管で最もトラブルが起こりやすいのがバッテリー上がりです。気温が下がる冬はバッテリー性能が落ちやすく、さらに数週間エンジンをかけないと自然放電が進み、あっという間に始動不能の状態に陥ります。電子制御が多い近年のバイクは電圧管理がシビアで、旧車よりもバッテリーの状態が走行性能に直結しやすい点にも注意が必要です。

こうしたトラブルを防ぐために役立つのがメンテナンスチャージャー(トリクル充電器)です。微弱電流でバッテリーに負担をかけず、適正電圧を保ち続ける装置で、冬季保管との相性は抜群。過充電を防ぐ制御機能を備えたモデルなら、接続したままで運用できる*ため、管理の手間もほぼかかりません。

※使用前に必ず取扱説明書の注意事項を確認しましょう。

 

●メンテナンスチャージャーが冬に必須な理由

 ・ 自然放電を防ぎ、電圧を安定維持できる
 ・ セルが軽く回り、春先すぐに走り出せる状態を保てる
 ・ バッテリー寿命を延ばし、交換頻度・コストを減らせる
 ・ 長期間放置しても過充電の心配がない(保護回路付きモデル)

 

●選ぶ際のポイント

 ・ 対応バッテリー種類を確認(鉛・MF・リチウムなど)
 ・ ワンタッチで接続できるSAE端子付きが便利
 ・ 屋外保管なら防滴仕様を選ぶと安心
 ・ ケーブル長が十分あるものは設置自由度が高い
 ・ 静音性やサイズ感も屋内保管では重要

メンテナンスチャージャーを導入しておくと、春になってすぐにエンジンが気持ちよく始動し、ロードサービスのお世話になる可能性も大幅に低減します。バッテリーが弱りやすい冬こそ、電圧管理は最重要項目。冬季保管の準備として、まず揃えておきたいアイテムのひとつです。

 

■おすすめのバイク用バッテリーチャージャー

ナップスオリジナル はじめてのバッテリーチャージャー1A/4A

冬季保管や長期間乗らない時期の“バッテリー上がり防止”に最適なのが、ナップスオリジナルの「はじめてのバッテリーチャージャー」シリーズ。クリップをつなぐだけの簡単操作で、初心者でも安心して使える安全設計が魅力です。どちらのモデルもサルフェーション除去機能を備え、バッテリーを常に健康な状態へ復活・維持してくれます。

標準モデルの1Aタイプは、日常のメンテナンスや軽めの維持充電に最適なシンプル仕様。一方、4Aタイプは充電速度が速く、さらにリチウムバッテリーにも対応した高機能モデル。冬季保管だけでなく、大容量バッテリー車や最新モデルにも幅広く使える万能チャージャーです。

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ガソリン添加剤で冬季保管中の劣化・錆を防ぐ方法

冬の間バイクを動かさずに放置すると、ガソリンが徐々に酸化し、成分が劣化してしまいます。特に数週間〜数ヶ月乗らない場合、燃料が古くなることで始動性が悪くなったり、エンジン内部にカーボンが溜まりやすくなるなどの影響が出ます。さらに、タンク内の空気中に含まれる水分が結露して混ざり込み、錆を誘発することも。こうした問題を予防するために役立つのがガソリン添加剤(フューエルコンディショナー)です。

添加剤はガソリンの酸化を抑制し、長期間の保管でも燃料を安定させる効果を持っています。また、タンク内部の錆防止や、インジェクター・キャブレター内部の清浄効果も期待できるため、冬季保管との相性が非常に良いアイテムです。特にキャブ車は燃料通路が細いため、ガム質化したガソリンが詰まりやすく、春先にエンジンがかからなくなる原因になりがち。冬前の添加剤使用は、“春の始動トラブル”を避けるための最重要事項と言っても過言ではありません。

 

●冬季保管でガソリン添加剤が必要な理由

 ・ ガソリンの酸化・劣化を防ぎ、春でも始動性をキープ
 ・ タンク内の結露による錆を抑制
 ・ インジェクターやキャブ内の汚れ付着を防止
 ・ 燃料が長期間停滞することで起こるトラブルを予防

 

●効果的な使い方

 ・ 給油直後に添加剤を入れ、数キロ走行して全体に行き渡らせる
 ・ 満タンにしておくことでタンク上部の結露を抑える
 ・ キャブ車は特に必須。ガム質化を防ぎ、春の始動性が大きく向上
 ・ 長期保管する際は、規定量より少し多めの濃度にする製品もあり(説明書を要確認)

 ガソリンは時間とともに確実に劣化するため、冬季保管前の添加剤投入は非常に効果的。春になってエンジンが一発でかかるかどうかは、冬前のひと手間で大きく変わります。しばらく乗らない予定なら、必ず用意しておきたいアイテムです。

 

■おすすめのガソリン添加剤

MOTOREX(モトレックス) フューエルスタビライザー(ガソリン劣化防止剤)

冬季保管や長期間乗らない時期の“ガソリン劣化”を確実に防ぎたいなら、MOTOREXのフューエルスタビライザーが最適。ガソリンの酸化を抑え、タンク内の錆・始動性低下といったトラブルを約1年間にわたって防止してくれます。
燃料12Lに1本の割合で使用するだけと手軽で、2サイクル・4サイクル問わず幅広いガソリンエンジンに対応。触媒装置への悪影響もなく安心して使用できます。冬季保管前に入れておき、一度エンジンを始動して燃料系へ行き渡らせるのがポイント。春に一発でエンジンがかかるかどうかは、このひと手間で大きく変わります。

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MOTOREX(モトレックス) システムガード(ガソリンタンク水抜き剤)

タンク内の結露が気になる季節や、保管前のトラブル予防に役立つのが、MOTOREXのシステムガード(水抜き剤)。ガソリンに混ざった水分を効率よく除去し、錆の発生や燃焼不良を抑えることで、よりクリーンで煙の少ない燃焼をサポートします。
12Lに1本の割合で使用するだけと手軽で、2サイクル・4サイクルどちらのガソリンエンジンにも対応。触媒装置への影響がない点も安心です。冬季保管前はもちろん、季節の変わり目ごとに注入するのが効果的。性能アップ目的ではなく、あくまで“水分除去と保護”に特化した、トラブル予防のための一本です。

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チェーンルブで冬季保管中の錆・固着を防ぐ

冬季保管で意外と見落とされがちなのがチェーンのメンテナンスです。チェーンはむき出しの金属部品のため、湿気・結露・汚れの影響を直に受けやすく、長期間放置すると錆や固着が一気に進む箇所です。冬のあいだ動かない状態が続くと、チェーンの可動部に付着している油分が乾き、リンク部分にサビが発生しやすくなります。これを放置したまま春に走り出すと、異音や動きの渋さだけでなく、チェーン寿命を大幅に縮めてしまう原因になります。

そこで重要なのが、保管前にしっかりとチェーン清掃+チェーンルブの塗布を行うこと。汚れを落としてから新しい潤滑油を浸透させておくことで、冬季の乾燥・湿気からチェーンを守り、コンディションを長期間維持できます。

 

●冬季保管前にチェーンルブが必要な理由

 ・ 湿気・結露からチェーンを保護し、錆の発生を防ぐ
 ・ リンク部の固着を防ぎ、春先の走りがスムーズに
 ・ チェーン寿命が延び、交換コストを減らせる
 ・ 雨・雪・路面の汚れを受けにくい保護膜が作れる

 

●正しいチェーンメンテの手順

①チェーンクリーナーで汚れを落とす
砂やグリス汚れをしっかり落とすことで、ルブの浸透率が大幅に上がる。

水分をしっかり飛ばす
濡れたままルブを塗ると、保護膜が均一に形成されない。

チェーンルブをリンク部にまんべんなく塗布
Oリング・Xリング対応タイプを選ぶと安心。

余分なルブを軽く拭き取り、飛散防止とキレイな状態を維持

この4ステップを丁寧に行うだけで、冬のあいだの「錆・固着」リスクが大きく減ります。 

春に「チェーンが錆びてしまった…」というトラブルは非常に多く、しかも錆は一度進行すると元に戻せません。冬の前にしっかりチェーンを整えておけば、シーズンイン時の走りが驚くほど軽くなります。愛車の健康を守るうえで、欠かせない保管前メンテです。

 

■おすすめのチェーンルブ

D.I.D (ダイドー) チェーンルーブ&クリーナーセット

冬季保管前のチェーンメンテに最適なのが、D.I.Dのチェーンルーブ&クリーナーセット。強力な洗浄力を持つクリーナーは、泥・埃・古いグリスなどの汚れをしっかり落としつつ、シールチェーンにも優しい処方。遅乾性なので、汚れにじっくり浸透し、高い洗浄力を発揮します。

仕上げのチェーンルーブは耐摩耗性・防錆性に優れ、Xリング・Oリングを傷めない高度精製油を採用。粘着力が高く飛び散りにくいため、冬季の長期保管でも潤滑膜が残りやすいのが魅力です。どちらもノンフロン・ノンエタンの環境配慮型で、安全性も◎。保管前にこのセットを使っておけば、春の走りが驚くほどスムーズになります。

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デイトナ (DAYTONA) チェーンメンテナンスセット

チェーンメンテをこれから始めたい初心者にぴったりなのが、DAYTONAのチェーンメンテナンスセット。必要なアイテムがすべて揃ったオールインワンキットで、セット内容はクリーナー、ルブ、ブラシの3点。パッケージにチェーンメンテの手順がそのまま記載されているため、初めてでも迷わず作業できます。

シールチェーンにも使えるクリーナーはしっかり汚れを落とし、仕上げのチェーンルブは塗布後30分ほどでグリス状に変化して飛び散りを抑制。半透明タイプで見た目にも自然です。冬季保管前の基本メンテとしても優秀で、「まずは一式揃えたい」という人にとって非常にコスパの良いスターターセットです。

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バイクの冬季保管でタイヤ変形を防ぐ方法|スタンド&空気圧管理

冬の間バイクを動かさずに放置すると、意外とダメージが大きいのがタイヤの変形(フラットスポット)。長期間同じ位置で接地し続けることで、タイヤのゴムが潰れたまま固まり、走り出した際に振動が出たり、グリップ力が落ちたりします。特に寒さでゴムが硬くなる冬は、フラットスポットができやすい環境が整っているため、適切な保管が必要になります。

この問題を防ぐために効果的なのがメンテナンススタンドの使用空気圧管理です。スタンドで車体を浮かせることでタイヤが地面から離れ、長期保管でも変形の心配がほぼなくなります。また、スタンドを使わない場合でも、空気圧を適切に管理するだけで、タイヤへの負担を大幅に減らすことができます。

 

●冬季保管でタイヤが傷む理由

 ・ 同じ位置に荷重がかかり続けることでゴムが変形する
 ・ 気温低下によりタイヤゴムが硬化し、形が戻りにくくなる
 ・ 空気圧が自然に下がり、さらに変形が進みやすくなる

 

●メンテナンススタンドを使うメリット

 ・ タイヤが地面に触れず、フラットスポットを完全に防げる
 ・ チェーン清掃や車体拭き上げなど、保管前メンテが楽になる
 ・ スペースを有効に使え、車体の安定性も向上
 ・ フロント・リアの両方を浮かせると最も理想的だが、リアだけでも効果は大きい

センタースタンド付きのバイクなら、リアは自然に浮くためそのままでもOK。ただしフロントは接地するので、理想はフロント用の簡易スタンドを併用すること。

 

●スタンドがない場合の空気圧管理

 ・ 保管前に規定値より少し高めに空気を充填しておく
 ・ 月1回は空気圧をチェックし、減っていれば補充
 ・ 可能なら時々車体を少し動かして接地位置を変える
 ・ 地面が冷たいコンクリートの場合、ゴムマットを敷くと◎

タイヤは“路面との唯一の接点”であり、安全性を左右する最重要パーツ。冬季保管時の小さな気配りが、春に走り出すときの安心感につながります。スタンドか空気圧管理、どちらか一つでも実施するだけでタイヤの寿命と性能は大きく変わりますよ。

 

■おすすめのスタンド&空気圧管理グッズ

デイトナ (DAYTONA) フロントスタンドIII & リアスタンド アジャスタブルIII

冬季保管時のタイヤ変形防止や、チェーン・足回りのメンテを効率化したいなら、DAYTONAのフロントスタンドIII/リアスタンド アジャスタブルIIIが最適。フロントスタンドIIIはステアリングステム下部に差し込むタイプで、9段階の高さ調整と7サイズのステムアダプターにより、多くの車種に対応。フレーム構造も改良され、扱いやすさがさらに向上しています。

リアスタンドは新形状フレーム+鋳造アームにより剛性感が高く、リフトアップ時にローラーが浮いてフレームが地面に接地することで作業時の安定性が抜群。L型・U型アタッチメント付属で、幅や高さを細かく調整でき、幅広い車種に使える万能タイプです。冬季保管だけでなく、日常メンテを快適にしたいライダーにもおすすめです。

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デイトナ (DAYTONA) メッシュホース付きエアゲージ デプスゲージ付き

冬季保管中のタイヤ管理に役立つのが、DAYTONAのメッシュホース付きエアゲージ。空気圧とタイヤ溝を1台で測定できる便利なモデルで、冬の間に空気圧が低下してもすぐにチェック・調整が可能です。メーターは3色表示で適正値がひと目でわかり、ヘッドとホース根元が回転するため、バイクの狭い隙間でも使いやすいのが特徴。

さらに、デプスゲージ(溝測定)を搭載しているので、冬前にタイヤの摩耗状態を正確に把握でき、安全性の判断にも◎。リリーフバルブ付きで細かな調整も簡単です。冬季保管だけでなく、ツーリング前後の点検にも便利な、1本持っておくと安心のメンテナンスアイテムです。

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キジマ (KIJIMA) スマートエアポンプ JP03

冬季保管中の空気圧低下対策に便利なのが、キジマのスマートエアポンプ JP03。充電式のコンパクトモデルながら、従来比1.3~1.5倍の吐出量(26~30L/min)を実現し、バイクの空気充填もスピーディー。4種類のバルブ(米式・英式・仏式・ボール)に対応し、設定した空気圧で自動停止するオートストップ機能を搭載しているため、誰でも簡単・正確に空気圧管理ができます。

300mmホースのクイック接続で扱いやすく、LEDライト付きで夜間作業も安心。さらにモバイルバッテリー機能も備わっており、ツーリング携帯にも最適です。冬季だけでなく、日常メンテから“もしもの時”まで幅広く使える万能エアポンプです。

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バイクの冬季保管で使いたい防錆スプレー|錆を防ぐ使い方

冬季保管で最もリスクが高いのが錆の進行。特に金属パーツが多いバイクは、湿気・結露・塩分(海沿い)などの影響を受けやすく、数ヶ月放置するだけでも錆が一気に広がることがあります。目立つ部分だけでなく、ボルトの頭やフレームの溶接部分、ステップ周りなど“気づきにくい場所”で進行するため、防錆スプレーを使った予防は欠かせません。

注意点としては、必ず「無溶剤タイプ」を使用すること。溶剤タイプを使用するとゴム部品などにダメージを与えてしまう可能性があります。無溶剤タイプのシリコンスプレーなら金属部の錆防止、ゴム部品の乾燥・劣化防止の両方に使えるのでおすすめです。

冬季保管は車両を動かさない時間が長く、水分が付着したまま乾かない状況が増えるため、普段以上に防錆スプレーが効果を発揮します。

 

●防錆スプレーを冬前に使う理由

 ・ 結露や湿気での錆発生を大幅に抑える
 ・ 金属パーツの寿命を延ばし、交換リスクを減らせる
 ・ 海沿い地域では特に必須。塩害対策に効果大
 ・ バイクカバーとの併用で防錆性能がさらに向上

 

●特に塗っておきたい箇所

 ・ フレームの溶接部分
 ・ ハンドルバー・レバー類
 ・ エンジン周りのボルト類
 ・ ステップ・ペダル
 ・ マフラーステーやサイレンサーの接合部
 ・ リアショックのスプリング部
 ・ ホイールハブやスポーク(スポーク車の場合)
 ・ ゴム・樹脂パーツ(滑ると困る箇所はNG)

見えにくい場所に錆が発生しやすいため、ライトを当てながら細部までチェックして塗布するのがポイントです。

防錆処理をしておくだけで、冬のダメージは驚くほど軽減されます。外装の美しさだけでなく、細部の健康状態まで長く維持するためにも、冬季保管前の防錆スプレーはぜひ行っておきたい作業です。

■おすすめの防錆スプレー

KURE(クレ) シリコンスプレー(無溶剤タイプ)

冬季保管前の細かな保護に活躍するのが、KUREのシリコンスプレー(無溶剤タイプ)。金属はもちろん、ゴム・プラスチック・木材など幅広い素材に使えるため、バイクのゴムパーツや樹脂部品の保護に最適です。素材表面に耐熱性の高いシリコーン被膜を形成し、潤滑・ツヤ出し・防水効果を同時に発揮。無溶剤タイプなので、ゴムシールやプラスチックを傷める心配がありません。

冬季保管前にスプレーしておけば、レバー周りやゴムシール類の固着防止にも効果的。軽い防錆補助としても使える万能ケミカルです。420mlの大容量でコスパも良く、1本持っておくとバイク整備から日常のDIYまで幅広く活躍します。

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LIQUI MOLY(リキモリ) シリコンスプレー 300ml

冬季保管前の樹脂パーツやゴム類の保護に最適なのが、LIQUI MOLYのシリコンスプレー。透明で油分を含まない特殊処方により、プラスチック・ゴム・金属・木材まで幅広く使用でき、素材にやさしいのが大きな特長です。塩素を含まない溶剤ベースで、吹き付けるだけで滑り改善・保護・絶縁効果を持つ透明フィルムを形成。可動部のスムーズさを保ちたいときや、ゴムシールの固着防止にも効果的です。

薄く均一にスプレーするだけの簡単ケアで、冬季保管中の乾燥やひび割れを予防。バイクだけでなく家庭のさまざまな素材にも使える万能ケミカルです。

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バイクの冬季保管前にやるべきメンテナンスチェックリスト

冬季保管は、ただバイクを置いておくだけでは不十分。春になってトラブルなく走り出すためには、保管前に最低限のメンテナンスを済ませておくことが重要です。ここでは、冬前にやっておきたい項目を“そのまま使えるチェックリスト形式”で整理しました。屋内・屋外保管どちらにも役立つ内容なので、保管前の最終確認にぜひ活用してください。

◆ 正しい冬季保管方法|10個のチェックリスト

1. 洗車して汚れを落とす

泥・油汚れは錆の原因。洗車後は水分をしっかり飛ばし、乾燥させること。

2. チェーン清掃+チェーンルブ塗布

冬の固着や錆を防ぐための必須作業。浸透タイプ or 耐久タイプのルブがおすすめ。

3. ガソリンは“満タン”にして結露対策

空気層を減らし、タンク内部の錆発生を抑えるため満タンが基本。

4. ガソリン添加剤を投入し劣化を防ぐ

タンク内の錆や燃料劣化を防ぎ、春の始動性を確保。

5. キャブレター内のガソリンを抜いてコックはOFF

ジェット類が詰まるなどのトラブル防止。

6. バッテリーにメンテナンスチャージャーを接続

電圧低下を防ぎ、春にセルが元気に回る状態を維持。

7. タイヤの空気圧チェック(やや高めに調整)

スタンド未使用なら必須。月1回のチェックも忘れずに。

8. スタンドで車体を浮かせる or 接地位置を変える

可能ならリアスタンドを使用。ない場合は時々車体を動かす。

9. 金属部品に防錆スプレーを塗布

フレーム・ボルト類・ステップ・スポークなど、見えにくい部分も丁寧に。

10. 質の良いバイクカバーを装着

防水+通気性があるタイプが理想。裾締めができるものを選ぶと風対策にも◎。

冬季保管前にここまで行っておけば、春のトラブルはほとんど避けられます。少し手間はかかりますが、愛車の寿命を延ばす“投資”と思えばその価値は非常に大きいです。

まとめ|冬の“ひと手間”が、春の走りを変える

冬季保管は、愛車を長く快調に保つための大事なメンテナンスです。冬は結露や気温低下で、バッテリー上がりや錆、燃料劣化などトラブルが起きやすい季節ですが、必要なアイテムを揃えておくだけでほとんどの問題は予防できます。

特に、バッテリー充電器・ガソリン添加剤・チェーンルブ・防錆スプレー・バイクカバーの5つは冬の必須装備と言って良いでしょう。

春になって気持ちよくバイクに乗るために、“正しい冬季保管”をしましょう!

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