ヘルメットの価格は年々上昇し、ハイエンドモデルでは5万円〜10万円を超えることも珍しくありません。デザインに惚れ込み、悩みに悩んで選んだ一品。だからこそ、できるだけ長く、美しい状態で使いたいと思うのは当然ですよね。
しかし現実は……ツーリング帰りに付着する虫汚れ、突然の雨による水ジミや、気づかぬうちに増えていく細かな擦り傷。どれも避けがたく、少しずつヘルメットの艶を奪っていきます。
市販のコーティング剤を試すという選択肢もありますが、「ムラになりそう」「失敗したら怖い」「本当に効果があるのか分からない」という不安がつきまとうのも事実です。
そこで注目したいのが、ナップスが提供するヘルメット専用ガラスコーティングサービス『“究-KIWAMI-”』です。
単なる艶出しではなく、“守るための被膜”を形成するという発想。その実力について、ナップスのサービス開発担当者である野口さんにも話を伺いました。
この記事を読むとわかること
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ヘルメットを長く美しく保つための正しいコーティング方法
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市販DIYコーティングとプロ施工の違い
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ナップス「究-KIWAMI-」が高耐久(約5年)を実現できる理由
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撥水特化設計&高濃度シロキサンの性能とは何か
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マットヘルメット専用モデルの特徴と注意点
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施工の流れ・硬化時間・メンテナンス方法
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どんなライダーにおすすめのサービスか
ヘルメットを守るなら「ガラス被膜」という選択

ヘルメットを保護する方法として、ワックスや簡易コーティング剤を使用している方もいるでしょう。しかしそれらの多くは、表面に油分や樹脂の膜をつくる“簡易保護”にとどまります。持続期間は短く、雨や洗浄によって徐々に効果が薄れていきます。
一方、ガラスコーティングはどうでしょうか。
ガラス系コーティングは、硬化することで表面に“ガラス被膜”を形成します。これにより、
・微細な擦り傷の軽減
・優れた撥水性
・汚れの付着抑制
・長期的な艶の維持
といった効果が期待できます。
特にライダーにとって嬉しいのが撥水性能。雨天走行後でも水滴が玉状になって流れ落ちやすく、汚れも固着しにくくなります。結果として、日常のメンテナンスが格段に楽になるのです。
ではなぜナップスは、数あるコーティングの中でも“ヘルメット専用コーティング”の開発に踏み切ったのでしょうか。
なぜナップスはヘルメット専用コーティングを開発したのか?

――まず、なぜナップスがヘルメット用のガラスコーティングサービスに注力したのでしょうか?
サービス開発者:ナップス 野口さん
もともと、車用コーティング剤を開発している会社さんとのご縁があり、オリジナルでコーティング剤を作れる環境が整っていました。それならば、ナップスらしいサービスができるのではないかと考えたのがきっかけです。
バイク全体のコーティングは費用面やハードルの高さから、気軽に試せるサービスとは言い難いところがあります。
でも、ヘルメットはすべてのライダーが使うものですし、価格も高額化しています。まずは“ヘルメットを守る”という入口から、コーティングの価値を体験してもらいたいと思いました
さらに、台湾のナップス店舗ではヘルメットコーティングが大好評だったという実績も後押しになりました。
台湾での成功事例を見て、国内でもヘルメットに特化したサービスを提供すれば、きっと喜んでもらえるはずだと確信しました。
失敗しないコーティング選びのポイント

ヘルメット用コーティングを選ぶ際、注目すべきポイントはいくつかあります。価格や知名度だけで判断すると、後悔する可能性もあります。
まず注目したいのが、「撥水タイプか、親水タイプか」というコーティング特性の違いです。
従来のガラスコーティングは、耐熱性を重視する設計が多く、親水タイプが主流でした。親水コーティングは水が玉にならず薄く広がるため、乾いた際のウォータースポットが発生しにくいというメリットがあります。一方で、水が膜状に残りやすく、“弾いている実感”はやや控えめ。濡れたまま乾くと全体に汚れが広がります。
対して撥水タイプは、水滴が丸くなってコロコロと転がり落ちるのが特徴。見た目にも効果が分かりやすく、汚れが固着しにくいというメリットがあります。ただし、水滴が残ったまま乾くとウォータースポットというシミになりやすいという側面もあります。
それでは、ヘルメットに求められる性能はどちらでしょうか。
ツーリング先で突然の雨に降られたとき、水滴が弾かれ、流れ落ちる安心感。停車中でも水が残りにくく、サッと拭き取れる扱いやすさ。ライダーが日常で体感しやすいのは、やはり撥水性の高さではないでしょうか。
ヘルメットという用途を考えたとき、求められるのは“理論上の安定性”だけでなく、“実際の使い心地”。だからこそ、撥水という選択が意味を持つのです。

次に見るべきは「有効成分の濃度」。
市販のDIYコーティング剤の中には、施工失敗を防ぐために有効成分を薄めているものもあります。その分扱いやすい反面、耐久性や被膜の強さは限定的になります。
そして最後は「施工の確実性」。
コーティングは下地処理と塗布技術で仕上がりが大きく変わります。ムラや拭き残しは見た目を損なうだけでなく、保護性能にも影響します。
では、“究-KIWAMI-”はこれらのポイントにどう応えているのでしょうか。
“究-KIWAMI-”が高性能な理由

――使用しているコーティング剤の特性について教えてください。
サービス開発者:ナップス 野口さん
ヘルメット用として開発するうえで、最も重視したのが“撥水性”です。従来のガラスコーティングは耐熱性を高めた設計のものが多く、その分撥水性を持たせるのが難しかったんです。
耐熱性を追求すると、撥水性能との両立が難しくなる。
そこで“究-KIWAMI-”は発想を転換しました。
ヘルメット専用と割り切ることで、耐熱性能を必要十分なレベルに抑え、その分、艶や撥水性能を大きく向上させました。
さらに特筆すべきは、有効成分の濃度です。究コーティングは、ガラス被膜を形成する有効成分“シロキサン”の濃度が非常に高いんです。一般的なコーティング剤は液体の中の有効成分が約1割~2割程度ですが、究コーティングはその約7倍の高濃度設計になっています。
この高濃度設計により、形成されるガラス被膜は強固で厚みがあり、効果持続期間は約5年という高耐久を実現しています。
DIYで施工する製品はどうしても扱いやすさ重視になりますが、私たちは専門スタッフが施工する前提で開発しています。だからこそ、ガラス被膜の性能を最大限に引き出せる処方にできました。
また、希望があれば2度がけの施工(6,980円)も可能です。被膜をさらに厚くし、艶感をより高めることもできるのでおすすめですよ。
マットヘルメットはどう守る?コーティングの難しさとは

近年人気のマットカラー。落ち着いた質感や重厚な雰囲気は、所有感を大きく満たしてくれます。しかし実は、マット塗装はグロス(艶あり)以上にデリケートです。
マット塗装の特徴は、あえて表面に微細な凹凸を残して光の反射を抑えている点。そのため、強くこすったり油分の多いケミカルを使ったりすると、部分的に艶が出てしまうことがあります。いわゆる“テカリ”です。
市販のコーティング剤の中には、マット対応を明確にうたっていない製品も多く、施工後に質感が変わってしまうケースも少なくありません。「守るつもりが、見た目が変わってしまった」というのは避けたいところです。
では、マットヘルメットを美しく保ちながら、撥水性や防汚性を高める方法はあるのでしょうか。
“究-KIWAMI- for Matte”開発のこだわり

――マット (艶消し) カラー専用のサービスもあると聞きました。
サービス開発者:ナップス 野口さん
はい。“究-KIWAMI- for Matte”は、マット塗装専用に濃度を調整したモデルです。基本的な成分は同じですが、マットの質感を損なわないように最適化しています。
通常のコーティングは艶を引き出す方向に働きます。しかしマットの場合、それは逆効果になる可能性があります。
マットカラーは繊細なので、濃度バランスがとても重要です。“究-KIWAMI- for Matte”は撥水性や防汚性はそのままに、質感を変えずに施工できるよう開発しました。
――施工後の変化について尋ねると、興味深い答えが返ってきました。
サービス開発者:ナップス 野口さん
艶を出すわけではありませんが、マットカラーに“深み”が出ます。発色が引き締まり、より上質な印象になります。
――艶消しの風合いを守りながら、防汚性を加える“究-KIWAMI- for Matte”。
マットカラーのヘルメットユーザーにとって、「安心して任せられる専用サービス」があることは嬉しいですね。
専門施工だからこそできること

――施工で特に大切にしている工程はありますか?
サービス開発者:ナップス 野口さん
やはり下地処理ですね。細かな擦り傷や表面の状態を見極めてから施工することで、仕上がりがまったく変わります
――施工後のメンテナンスはどうすればいいですか?
サービス開発者:ナップス 野口さん
基本的にはマイクロファイバークロスなどの柔らかい布で拭くだけでOKです。水拭きだけで汚れが落ちやすくなるのも大きなメリットですね。
――つまり、“施工した瞬間だけ美しい”のではなく、日常の手入れがラクになることまで設計されているということ。
ヘルメットは消耗品と思われがちですが、正しく守れば、その美しさは長く続きます。
施工の流れと、仕上がりを左右する“下地処理”
ガラスコーティングは、ただ塗ればいいというものではありません。実は、仕上がりを大きく左右するのが“下地処理”です。
ヘルメット表面には、目に見えない油分や微細な傷、過去のケミカル残りが存在します。これらを適切に処理せずにコーティングを施工すると、被膜が均一に形成されず、ムラや耐久性の低下につながる可能性があります。
“究-KIWAMI-”では、基本施工に加え、より仕上がりにこだわりたい方向けに研磨による下地処理(+2,200円)を用意。細かな擦り傷は研磨で整えられ、よりクリアな状態でガラス被膜を形成できます。
また、ナップス以外で購入したヘルメットや新品以外のモデルは、原則としてこの研磨工程が必要となります。これは施工品質を保つための大切なプロセスです。
施工後は、約2時間で“初期硬化”が完了。この間は触れずに安置するのが理想です。その後、完全硬化まで約1週間。可能であれば使用を控えることで、被膜はより強固に定着します。
もし完全硬化前に水に濡れた場合は、速やかに柔らかい布で優しく水分を拭き取りましょう。
さらに、“究-KIWAMI-”は再施工も可能。重ねて施工することで被膜を厚くでき、最初から2度施工を選ぶこだわり派のユーザーもいるといいます。
施工はすべて、ヘルメットを熟知した専門スタッフが担当。
“高性能な薬剤”と“確かな技術”が揃ってこそ、ガラスコーティング本来の性能が引き出されるのです。
“究-KIWAMI-”の施工手順

①コーティングをかけない不要なパーツがあれば外す(今回はミラーシールド)

②お客様の持ち込みヘルメットの場合は研磨し、しっかり脱脂をしてベースを整える。


③究のコーティング剤を専用のスポンジに適量取りムラにならないよう素早く丁寧に塗り込んでいく。

④最後に柔らかな布で余分な薬剤を拭き取り施工完了。

コーティング施工後2時間で初期硬化し、1週間で完全なガラス被膜を形成。深い艶と防汚性を発揮します。
まとめ|ヘルメットは「買った瞬間」が守りどき
ヘルメットは転倒時に命を守る大切な装備であると同時に、ライダーにとっては“こだわりの象徴”でもあります。デザイン、カラー、ブランド、悩み抜いて選んだ一つだからこそ、できるだけ長く、美しい状態で使いたいものです。
しかし、走れば必ず汚れ、雨に降られれば水ジミが残り、保管や持ち運びで細かな擦り傷は避けられません。
だからこそ重要なのが、「劣化してから対処する」のではなく、新品のうちから守るという考え方です。
“究-KIWAMI-”は、ヘルメット専用に開発された高濃度ガラスコーティング。
撥水性・防汚性に優れ、約5年という高耐久を実現しています。施工は専門スタッフが担当し、必要に応じて研磨による下地処理も可能。マットカラー専用モデルも用意されているため、質感を損なう心配もありません。
さらに、日常のメンテナンスは柔らかい布で拭くだけ。
新品のヘルメットを購入したタイミングで施工するのが、一番のおすすめです。
ヘルメット用ガラスコーティングサービス 究-KIWAMI- 価格・詳細
ナップス店舗 究・究 for Matte 施工料金
ヘルメット本体 :4,980円(2度掛けは6,980円)
シールド・バイザー・チンカバー:1,100円
※注意事項※
・オフロードヘルメットのバイザー部やシステムヘルメットのチンカバー部は本体に含まれません。
・ミラーシールドはミラーコーティングが剥がれる恐れがある為、施工が出来ません。
・コーティング施工には初期硬化は約2時間、完全硬化に約1週間の時間がかかります。
・マット塗装のヘルメットは研磨等によるキズ消しや下地処理が出来ないため、未使用新品のヘルメットのみ施工となります。
・他社購入ヘルメット・使用済みヘルメット(中古含む)の場合、研磨料金+¥2,200が追加でかかります。
究-KIWAMI-コーティングはこんなライダーにおすすめ

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新品ヘルメットを購入したばかりの方
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大切なヘルメットを長く美しく使いたい方
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マットカラーの質感を保ちたい方
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オリジナルのペイントやサイン入りヘルメットを保護したい方
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市販DIYコーティングに不安を感じている方
ツーリングのたびにヘルメットの輝きを感じられる喜び。
あなたのヘルメットに、“究-KIWAMI-”という選択肢を加えてみてはいかがでしょうか。
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